2011/02/08

ハムレーくんで生ハムづくり2011


朝の煙チェック。昨夜着火した4枚目が無事に終了している。5枚目に着火。
すでに終了しているトレイに再びおが屑をセッティングする。


ここでハムレーくんの歴史を簡単に振り返ってみます。
奥村先生とまことさんがはじめて生ハムに挑戦したのは1976年2月。上図のような平窯でした。図に描いてあるファン、サーモ、フィン、電球はなく、引きは煙突1mの自然上昇流のみ。おが屑ではなく荒削りの薪を使用。同年3月の第2回で煙突に引きの電球を入れ、平窯の途中にフィンを置き、水道水を庭の影を回して冷やし循環させていたという。1977年1月の第4回でファンとサーモを設置。1979年1月の第6回からおが屑を使用。1980年1月の第8回には塩ボーメ計を買って使い始める。1981年1月の第9回で炉の構造を変え、グラスウールを敷き、サーモとファンをやめ、電球の吸引力だけで酸素供給量を決めることにしている。



1982年から上図のような新型炉の設計に取り掛かる。



1984年3月の第14回から新型炉にて薫煙。
1984年5月の第16回冷却系が完成してスト運転、ここで現在のハムレーくんの姿が出来上がった。

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