2011/05/23

世田谷の家


世田谷の家は車好きの住まい手のために、車2台を格納できるガレージを持っている。


ガレージは下屋の深い軒によって守られている。軒天は米松縁甲板張りである。床はモルタル金ゴテ押さえに赤レンガをストライプ状に敷いている。


ガレージ内部には車いじりのための工具の収納や作業スペースを設けている。


オーバースライダーシャッターを下ろすとトップライトからの光が降り注ぐ。
仕上げは壁・天井はラワンベニヤ目透かし貼り、床はモルタル下地に防塵塗装塗りである。


アプローチは道路から少し引きを取るために米松の格子門扉を設け1坪ほどのポーチ空間を作った。ポーチの奥に見えるのが玄関扉である。


玄関からアプローチを見返す。床の赤レンガ羊かん敷きは竣工直後に性質上白い粉を吹くが、1年くらいで落ち着く。3年が経過し素材の味わいが段々増してきてたようである。


玄関を上がると右手に寝室、突き当たりは和室である。階段を上ると居間・食堂である。今回も住宅密集地なので逆転プランを採用している。


階段は広がりを持たせるために、片側の手摺りを設けていない。

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