2013/11/15

愛車2ショット


今日は珍しく車で出勤したので自転車といっしょに愛車2台の写真を撮ってみました。
このあいだビックリするようなことがありました。あるクライアントさんに僕が乗っている車の車種を当てられたのです。やはりデザインの仕事なので、クライアントさんからすれば徳田がどんな車を乗っているのか気になりますよね。
設計の打合せを重ねていくうちにそういうことも分かるようになってくるとは、それだけ僕のことを理解しようとしてくれているわけで嬉しい気持ちもありますし、逆に下手なものを買えないなというプレッシャーも感じたりして、これからも買うものは一つずつ気をつけてこだわっていきたいと思います。

車の方はプジョー206です。以前乗っていたマーチから買い換える時にホンダ・フィットにほとんど決まりかけていたのですが、いざ色を選ぶ段階で街中をよく見回してみたらあまりに多くのフィットが走っていることに気が付いてちょっと買う気が失せてしまっていたところ、目に留まったのがこのプジョー206でした。この車はそのフォルムや多彩なシートアレンジなどの使いやすさがフィットやデミオのお手本になった車として知られています。もちろん後発のフィットやデミオの方が完成度が高いものになっているし、燃費も驚くほどいいのですが、プジョー206のデザインに完全にノックアウトでした。もうすでに5年ほど乗っていますが、フランス車だけあってあちこち変なところや使いにくいところもありつつですが、むしろそういうところを楽しんで乗っています。オートマの変速の仕方にクセがありますが、しばらくすれば慣れて妻も難なく乗りこなしています。プジョーはパリの石畳に吸い付くようなサスペンションが特徴で「猫足」とか「猫科の自動車」と呼ばれていますが、埼玉の砂利道ばかり走っているので今のところ実感していません。でもこの車はどうしてか分からないけど乗るたびにうれしい気持ちでいられるし、ずっと乗り続けたいと思わせる不思議な魅力があることは確かです。やっぱりデザインの力でしょうか。

自転車はBD-1です。新婚当初住んでいた板橋のアパートから目白までの通勤のために11年前に購入。浜松の地球のたまごの現場常駐のときや、中村橋に事務所があったときはたまに通勤で使っていたりでよく乗っていましたが、最近はもっぱら池袋など近場で買い物に行く時に使う程度になっています。
BD-1は最近モデルチェンジして流線型になっていますが、このカクカクした初期の形の方が好きです。メーカー名のr&mは当時ドイツの大学生だったマーカス・ライズとハイコ・ミューラーの頭文字を取ったもの。学生がデザインしたというのも気に入りました。
僕は改造する趣味はあまりないのですが、あちこちの部品が寿命がきて交換する時にはカスタムパーツを買うようにしていて、昨日は前輪がパンクしたのを切っ掛けにタイヤと寿命がきていたハンドルのグリップを交換しました。数年前にチェーンリングガイドを赤いのに取替えたのに合わせて、今回ハンドルのグリップを赤にしてみましたが、ちょっと派手だったかな。
折りたたみ自転車でホイールが小さいだけに長距離はちょっとしんどいですが、こちらもプジョーと同様にこれからも大切に永く使っていきたいと思わせられるお気に入りなのです。

2 件のコメント:

  1. 今は子どもたちも大きので、1BOXのトヨタ・ボクシィに乗っていますが、子どもたちが手が離れればフィアット500(チンク)に乗りたいです!

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    1. 梅田さん、欧州のコンパクトカーには魅力的なものが多いですね。ミニ、フィアット500、フィアット・パンダ、デ・トマソ・ミニ、アウトビアンキ、ルノー5などかつてプラモデルを作ったことがあります。うちの近所は道狭いので各国のコンパクトをお国柄を味わいつつも乗り継いでいけたらなんて考えていますよ。

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