大学の研究室の先輩であるアトリエ・トドの松井正澄さんほか象設計集団から独立された方々が中心となって楽しい水辺の空間をデザインしている。
三島駅の駅前にある楽寿園にある小浜池からスタートして1.5km先の温水池まで水辺あるいは川の中の飛び石(踏み石?)を歩いていけるようになっている。
川の水は富士山からの湧水なのでとても冷たくて気持ちよかった。
飛び石は溶岩で作られ、水質浄化の効果もあるとのこと。僕が行った日は水量が多く、ところどころ水没していて、ここからは靴と靴下を脱いでどんどん進みます。
ところどころ広場もあり、夏休み真っ只中の子供たちで大賑わい。
ずっとずっと進んでいくと、道がお寺の墓地を通り抜けたり、商店街を横切ったり...
駿豆線の鉄橋の下をくぐる。駿豆線は三島から修善寺を結んでいる鉄道。
川に開くように作られたカフェ。この辺りから丸い踏み石と角材の組合せによるものになっている。
角材部分の橋の巾が52cm、丸い踏み石が直径45cmなので人がすれ違うには少々狭い。そこで上の写真のようにすれ違い時に待避するための踏み石がところどころに用意されている。
この辺まで来ると整備された歩道などがだんだん少なくなってきた。自然が多く残っている地域で野鳥なども多く、意図的に整備の密度を薄くしているようだ。
終点の温水池。川の水は富士山の湧き水で農業に利用するには冷たすぎるので、ここでいったん貯めて温まってから農地に水を供給しているとのこと。
1.5km全部歩いて、子供の頃に戻ったように楽しくて、出張のついでに寄ったので一人でしたが、子供を連れてまたいつか来たいと思いました。
水辺を川上り、川下り 楽しそう~ですね♪ 今ある自然に対し、 遺すべき自然に対し こんな発想が出来るとは! 感動しました。
返信削除平口照明様
返信削除コメントありがとうございます。なぜかスパムコメントの方に入ってしまって気付きませんでした。
三島は湧き水の豊かな地域でこの川以外にもあちこちに川がありますが、どの川もきれいで、子供たちにとっては川で遊ぶことが最高の環境教育になっていてすばらしいことだと思います。