続いて、常陸太田の家の内部をご紹介します。玄関から階段6段上がった中2階に居間・食堂・台所があります。
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photo 岩為 |
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photo 岩為 |
最初に見えるのは薪ストーブ。新潟の
本間製作所製のローコストのものです。炉台は大谷石30t敷き。腰壁はコンクリートブロック半割VP塗りです。
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photo 岩為 |
床は杉縁甲板15t張り、壁はしっくい塗り、天井はラワンベニヤ5.5t目透貼りです。建具の障子、枠材、巾木、天井をラワンで合わせてあり、いずれもワトコオイルを塗ってありますが、なぜか天井だけがワトコオイルが染みて濃い色になってしまいました。ちなみにラワンはいずれも赤ラワンを指定しています。
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photo 岩為 |
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photo 岩為 |
食堂からデッキテラス方向を見る。角窓になっていますが、右側の窓はFIX(はめ殺し窓)になっています。
どちらも障子が壁に引き込まれています。 障子もラワンで作っています。正面の障子は2本引きですが、框・組子とも見付寸法を18mmで同じにして1枚の大きな障子に見えるようにしています。
そうすることで少し部屋が広く感じます。
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photo 岩為 |
居間から台所・ロフト方向を見る。真ん中の細長いダクトは
ソーラーれんの立下りダクト。床付近に見えるガラリの奥に切替吹き出し口があり、手動ダンパーで中2階に直接吹き出すか、半地下の床下のコンクリートに蓄熱するかを操作できる。中間で止めて半々づつ吹き出すということも可能。
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photo 岩為 |
食堂から台所方向を見る。キッチンのフードは造作工事で製作。今回は少しでも広く見せるため、いつもと違いコンロ前にタイルの壁を設けず切り離した。シナランバコア21tで箱を作り、内部はケイカル板5tを内張り、その上にステンレス板0.5tを貼っている。吸込み口のところはステンレス1.2tでジャマ板を作り、その外周の3cmのスキマから空気を吸っている。
こんなにフードは凝って作ったが、実は中についている換気扇は昔ながらの壁付換気扇25cmφなのである。
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photo 岩為 |
ロフトへの階段。段板は杉板30t、蹴込板は杉板18tです。手摺り壁はラワンベニヤ30tパテシゴキOP、右にちょこっと見えている1階から中2階までの手摺りはピーラー36x75です。右上のガラリはエアコンが埋め込まれています。
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