ポップアップカードで思い出したが、学生時代に大学の研究室で折り紙建築をたくさん作っていました。
茶谷正洋さんの「折り紙建築」という本に触発されて、自分たちの好きな建築を折り紙建築で作ってしまおうということで、毎日ケント紙とカッターナイフで折り紙建築づくりに明け暮れていた懐かしい時代。
写真は当時僕が製作した、
六甲の教会(風の教会)[安藤忠雄1986年設計]の折り紙建築。
当時、安藤忠雄全盛期で研究室の仲間と関西に安藤建築巡礼の旅をしたことがあり、そのときに見学しました。
この建築は教会といってもホテルに付属する結婚式用のチャペルであり、見学した時ちょうど結婚式の最中でした。タペストリーガラスの回廊は周囲の緑が投影されて美しく、ここを歩いて建物に近づくにつれて自然に気持ちが高揚する秀逸なアプローチが印象に残っています。
折り紙建築にするに当たって、この回廊部分の列柱をいかに作るかということでかなり試行錯誤しましたが、何とかうまく出来たのではないかと自負しております。
Pop-up Architecture
学生時代に研究室で作った折り紙建築はここにまとめて紹介されています。
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