2017/06/17

HAYAMA HUT が竣工しました!


本日、HAYAMA HUT が竣工、無事にお引き渡ししました。
施工は富水の家に続いてデライトフル・小林さん、現場監督は多久田さん、大工は立花さんというチームで臨みました。

小林さんと立花さんのタッグはこれまでにも逗子の家、葉山の家、西鎌倉の家を手掛けていただいていて、もう阿吽の呼吸というか熟練の極みに到達しているのですが、今回は新入りの現場監督、多久田さんが現場を束ねるということが新しいチャレンジでした。

熟練の現場監督と新入りの現場監督では仕事のクォリティに差が出てしまうのではないかというのが一般的なクライアントの心配ではあるのですが、私は一長一短でどちらのケースも最終的にはある一定のクォリティが出せると考えています。

熟練の現場監督は様々な経験による的確な判断で確実な仕事をこなしてくれるのですが、新たなチャレンジをするときには先が見えるがゆえに安全性を重視して一歩踏み出せない側面があります。
それに対して新入りの現場監督はいろいろ新しいチャレンジを躊躇なく受け入れて一生懸命取り組んでくれる、私も思い切ったことが提案できるというメリットがあります。
今回の現場でも新しいことにいくつか取り組んでいますが、多久田さんだったから出来たということもあり、クライアントにとっても結果的によかったということがいくつもありました。


昨日ブログに書いた丁番の件ですが、この家では米松縁甲板フラッシュの玄関扉で、丁番は182−C/BF の3枚吊りです。
BF=黄銅磨き=真鍮なのですが、竣工時は金ピカですが、すぐにくすんできていい味が出てきます。


こちらは2階リビングの風抜き窓、アオリ止めは堀商店466/BFです。

こちらのお宅は、引越して少し生活感が出てきたところで、見学会を開催することを予定しています。 日程が決まりしだい、このブログで告知いたします。




徳田英和
hidekazu.tokuda@gmail.com
徳田英和設計事務所
171-0031東京都豊島区目白3-8-6吉村ギャラリー2F

0 件のコメント:

コメントを投稿