2011/03/12

東北地方太平洋沖地震

今回の地震の被害が出ている地域で、私が設計に関わったものがあるので心配である。


仙台の家(2006年)
設計:永田昌民+OM研究所(徳田英和、臼田真由美)
施工:建築工房 ぷろろーぐ
掲載紙:住宅建築2010年8月号

この家は住まいネット新聞「びお」に永田昌民さんに設計してもらった 仙台に嫁いだ娘の家。として紹介されている。
お施主さんは人づてではあるが避難されていて無事が確認されてほっとしている。しかし建物の無事は確認できていない。また、建築工房 ぷろろーぐの方々にはまったく連絡が取れていないので心配である。

日本基督教団東北教区センター エマオ(2001年)
設計:石田信男+綜合設計機構
施工:伊藤工務店
掲載紙:建築設計資料100「OMソーラーの建築」

この建物は石田信男設計事務所在籍時に設計に参加したもので、私は造付家具とOMソーラー部分の設計を担当している。
オール・プレキャスト・コンクリートの構造は、この地震に対してどれほどの力を発揮しただろうか。
また、施工を担当した伊藤工務店のある塩釜はかなりの被害があるようなので心配である。
伊藤工務店の社屋も石田さんの設計であるが(私は関わっていない)、塩釜港の海の直前に位置していて、水没することを想定して1階は玄関のみRCで作り、2階に木造で伸びやかに作ったものだ。この建物も残ってくれていることを願っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿