石田事務所時代の同僚の入夏から木工作家・村上富朗さんの展示会の案内をいただいた。
村上富朗さんは中村好文さんデザインの椅子やテーブルの作り手として知られている。3年前に入夏から誘われて中村好文さんのローテク山小屋「LEMMHUT」に遊びに行った際、となりの村上富朗さんの工房におじゃましてコーヒーをご馳走になり、少しだけお話させていただいたことを思い出した。
村上富朗の
「木の椅子たち」展
2011.7.17.sun 14:00-19:00
18.mon 12:00-18:00
現代日本を代表する木工作家・村上富朗は、27歳のときフィラデルフィアのカーペンターズホールでアメリカンウィンザーチェアの名品と出会い、大きな衝撃と感銘を受けました。
この出会いがきっかけになり、村上富朗はアメリカンウィンザーチェアやシェーカーの家具を自分流にアレンジして製作するようになるのですが、すぐに、それだ けでは飽きたらなくなり、自分自身のデザインによる木の椅子の製作に没頭するようになりました。以来30有余年、コツコツと作り続けた椅子は、およそ 300脚にのぼるといいます。
このたび、村上のライフワークともいえるその膨大な椅子の中から村上自身が選び抜いた30脚を展示し、ごらんいただくことになりました。
1人の職人が長い年月を捧げ、愛情を込めてひたすら追求して来た「木の椅子」の魅力とはなんだったのでしょう?
椅子好き、家具好き、職人仕事好きの友人知人をお誘い合わせの上、ぜひともお出掛けくださいますよう。
●協力・三春堂
●展覧会実行委員
中村好文、小泉誠、佐藤重徳、入夏広親、谷進一郎
●問い合わせ:レミングハウス tel.03-5464-3222
●ライトボックススタジオ青山2F
東京都港区南青山5-16-7 tel 03-5464-5628
地下鉄「表参道」B1出口から徒歩6分
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