2019/03/07

アアルト展をはしご

フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの生誕120周年記念ということで、昨年からアアルトに関する展示やシンポジウムがあちこちで開催されています。
現在、東京駅の東京ステーションギャラリーと田町の建築会館ホールで開催中とのことではしごして観てきました。

まずは田町

アルヴァ・アアルト生誕120周年記念 国際シンポジウム&展覧会
— 内省する空間 — アアルトの図書館と住宅

日程  2019年3月4日(月)〜3月17日(日)10時〜19時(土日は10時〜17時)
休み  会期中無休
会場  日本建築学会 建築博物館ギャラリー  東京都港区芝5-26-20
料金  無料








内部まで精巧につくられた模型の数々は大変見ごたえがありました。


こちらの模型はアアルトのお弟子さんの武藤章設計「工学院大学八王子図書館」。
実物は、昨年惜しくも解体されてしまいました。
私の師匠の石田信男さんは、大学時代に武藤章さんの教え子だったということもあり、大変興味深く見させてもらいました。




つづいて、東京駅へ

アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
会期   2019年2月16日(土)- 4月14日(日)
休館日  月曜日[4月8日は開館]
開館時間 10:00 - 18:00
     ※金曜日は20:00まで開館
     ※入館は閉館の30分前まで
会場   東京ステーションギャラリー
     〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 丸の内北口 改札前
     電話:03-3212-2485
入館料  一般(当日)1,200円 高校・大学生(当日)1,000円
     一般(前売)1,000円 高校・大学生(前売)800円
     ※中学生以下無料
     ※20名以上の団体は、一般800円、高校・大学生600円
     ※障がい者手帳等持参の方は当日入館料から100円引き(介添者1名は無料)
詳細ページ http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201902_aalto.html







こちらは一部のインスタスポット以外内部撮影不可。
展示内容は昨年見逃した神奈川県立近代美術館 葉山での展示に近いものであったかどうかはわかりませんが、あらためてアアルトの魅力を堪能してきました。
建築、家具、照明器具に共通してみられる曲線美にとても惹かれます。
特に好きな「ニューヨーク万博フィンランド館」(1939年)の解説を読んでいて、それはオーロラのようなうねる壁が特徴なのですが、ああ、これらの曲線はフィンランドのオーロラからきているものなんだな~と、納得です。

どちらもおすすめの展示です。
かつて池袋にあったセゾン美術館でアアルト展が開催されたときに私は見に行っているのですが、それが20年前とのことです。
その時以来の展示ですので、興味のある方はお見逃しなく!



徳田英和
hidekazu.tokuda@gmail.com
徳田英和設計事務所
171-0031東京都豊島区目白3-8-6吉村ギャラリー2F
TEL 03-3954-6161

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